革のダイヤモンド、革の宝石と称されるコードバンで仕立てる革製品

16年連続「百貨店バイヤーズ賞」受賞

繊研新聞社主催で1982年に全国有力百貨店バイヤー・販売担当者が選ぶファッションブランドを表彰する「百貨店バイヤーズ賞」が創設され、16年連続で受賞している「キプリス」。

革の宝石、革のダイヤモンドと言われるコードバン。

「キプリス」が生み出すコードバンを使用した革の芸術を紹介します。


コードバンの希少性

そもそもコードバンとはどんな革なのでしょうか?
コードバン(cordovan)は、農耕用馬の臀部から採れる皮革で、主に革靴や鞄、財布などに使用され、昨今では小物用素材としても普及しています。
臀部以外の比較的柔らかい部分は靴の内革に多く使用されています。

なぜ「革の宝石」、「革のダイヤモンド」といわれているのか?

臀部の分厚い革に守られた厚さ2mm程度のコードバン繊維を、丁寧に表と裏から削り出す採取方法が宝石採掘のようであるとして、革の宝石と呼ばれているようです。
また、
上記のような採取方法に加え、その独特の硬質な素材感から、高い硬度を持った希少価値の高い宝石であるダイヤモンドに喩えられています。

どのようにして発見され、素材として使用されるに至ったかその起源についても謎のままであり、特異な質を持った革であること、更に入手困難であることから「幻の革」と称されることもあるようです。

漆 -URUSHI-

厳選された素材を使い、機能美にこだわり、日本のクラフトマンシップが培ってきた卓越した技法を用いて様々革小物を生み出しており、世界に誇れる日本の革小物をつくり続けていく。日本の技術、日本の感性、日本の心くばりを表現したものづくりのための努力が惜しみなく製品に反映されています。

国内にとどまらず、世界から選び抜いた素材に、見えない工程にも手間を惜しまないクラフトマンとしての情熱を注ぎこんで生まれるキプリス。

日本人は海外ブランド好きなことで有名ですが、海外からは日本の職人技が生み出す芸術ともいえる技術が注目され、大変人気です。

皮革に漆塗りを施す工房独自の技術

漆と言えば、食器や紙・木材など、硬い素材に塗られ、柔らかいものに塗ると硬化し割れてしまうイメージがありますが、長野県木曽平沢で工房を構える「未空うるし工芸」が立ち上げたブランド「jaCHRO(ジャックロ)」では、特殊な方法で漆塗りをレザーに加工する独自技術を開発。
この技術によって、一般的な染料では表現しきれない、漆特有の色彩や風合い、深みのあるグラデーションといったURUSHIならではのこだわりを形にしてます。

URUSHIは木曽漆器(しっき)で有名な長野県木曽平沢の塗師が、天然漆を一つ一つ手塗りした革を使用した、グラデーションが美しい革小物シリーズもまた、「キプリス」の特徴です。

国内にとどまらず、世界から選び抜いた素材に、 見えない工程にも手間を惜しまないクラフトマンとしての情熱を注ぎこんで生まれるキプリス。 使い込むほどに新しい魅力が生まれ、一生愛されるものには本質的な価値がある。 そういうものを作り続けるブランドであるために、キプリスは研鑚をやめません。

希少なコードバンを使用した革製品、職人の技を見ることが出来る漆 -URUSHI-「キプリス」
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